道外や雪国に住んでいない方は、興味を持たれたこともあるかもしれない、さっぽろ雪まつりコロナ禍で、開催ができない年もありましたが、今回で74回目を迎える歴史ある札幌のイベントです。毎年世界各国からの観光客が訪れ、近年は札幌市の人口よりも多い延べ数で200万人を超える来場者数を記録します。
2024年は、つどーむ会場(東区)、大通会場(中央区)、すすきの会場(中央区)の3会場で同時開催。
3会場で全面開催となるのは、2020年以来4年ぶりです。
開催期間は、2024年2月4日(日)~2024年2月11日(日)
公式サイト:さっぽろ雪まつり公式サイト
つどーむ会場(東区栄町)
つどーむ会場では、巨大な滑り台からのチューブ滑りなど、子供たちに人気のアトラクションがあります。中心部から離れた会場では、この巨大な滑り台が売りとなっています。もともとは、真駒内会場として、自衛隊の敷地内で40年間行われていましたが、2005年に東区で開催される運びに。2006年~2007年は東区のさとらんどで開催されましたが、交通渋滞などの影響もあり、地下鉄からより近いつどーむ会場で開催されることになり現在に至ります。
子供たちを連れて開催初日の2月4日につどーむ会場へ行ってきました。
時間は正午前でしたが、すでにチューブ滑りは大行列が整理券番号も900番台のアナウンスが流れており、チューブ滑りは諦めました。子どもたちも公園で滑れるから、わざわざ並んでまで滑らなくてよいとのことで、物分かりが良いです。笑
それ以外の小さな滑り台もそこそこ人が多く、特に並んだりはせずに雰囲気を楽しむことに。
身体が冷えたらつどーむの中に入ることができるので、安心です。
飲食ブースのほかにも、手作りアクセサリーなどの販売エリアもありました。
明治の十勝の素材を使用したヨーグルとの無料試食コーナがあったので、ヨーグルトを頂きました。
濃くて美味しかったです。
明治なるほどファクトリー十勝
十勝にある明治の工場では、工場見学ができるようです。【完全予約制】
座るところもほぼいっぱいだったので、この日は早々に退散して、家の庭でマシュマロ焼きをしました。
大通会場
大通会場は毎日飽きさせないイベントがあります。
今回は人混みを避けるために平日の夜に訪れました。
大通1丁目(テレビ塔エリア)ではカーリング体験が行われておりました。
大通2丁目では札幌国際芸術祭も行われており、音と共に不思議な空間が広がっています。
見どころは大雪像とプロジェクションマッピング
大通会場の見どころは、やはりなんと言っても大雪像です。
夜はプロジェクションマッピングもあるので、より楽しむことができます。
雪まつりでのプロジェクションマッピングは、何がすごいかというと、雪で造形したものにぴったりと合わせられる技術が非常に素晴らしいと思います。雪像を制作された自衛隊員の方もすごいですし、このマッピングを手掛けるクリエイターさんたちの腕には、驚かされます。
市民雪像も数多く
市民が制作する雪像もなかなかのクォリティーです。
中規模雪像
特に大通11丁目会場の雪像はとても精巧で全体の形のバランスの良さだけではなく、細かい部分もしっかりと表現されていて、雪像とは思えない出来栄えです。
個人的イチオシ
プロジェクターでちょっと見づらいですが、個人的によかったのは太田胃散です。お世話になっております。笑
昼の時間帯は小さな滑り台を滑ることができるようです。
大通会場のおすすめ
雪像はもちろんのこと、売店も多くありますので、食事やお土産購入など楽しめると思います。
子どもたちは、動物の帽子を買ってご満悦でした。
おまけにじゃがポックルを頂きました。感謝感謝
まとめ
子どもの頃に行った雪まつりからはかなり進化し、近年になりプロジェクションマッピングの技術でより楽しめるようになっていました。子どもたちは途中で歩き疲れたり、飽きてしまったりしてしまうかなと思いましたが、思いのほか大通会場は楽しめたようで、人が多かったつどーむ会場のほうがかえって疲れてしまったようでした。そり滑りやチューブ滑りをするのであれば、市内には雪遊びができる公園も多数ありますので、道民は近場の公園やスキー場に行くほうが良いかもしれません。
RW
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