春といえば、山菜採りの季節がやってまいりました。
皆様ご無沙汰しております。2017年初の投稿が3月末というかなり間が空いてしまいました。
それでは、本題ですが、北海道で山菜と言えば、行者にんにく(アイヌネギ)、タラの芽、ふきのとう、ふき、シドケ、アズキナ、コゴミ、ワラビ、などなど数を上げればきりがありませんが、山菜にはそれぞれ、採れる場所が決まっています。行者にんにくは、山奥だったり、川岸の急斜面だったり、タラの芽(木)水はけの良い開けた地形、ふきのとうは川辺にあるなど、ある程度予測して探しにもいけます。
まだ、山菜採りをしたことがない方向けに、身近なところで採れる山菜をご紹介したいと思います。
さてこれは何でしょうか?
アサツキという、ネギの仲間です。味もネギに似ています。引っこ抜くと、根っこ付近は少し太くなっています。断面は中空になっていて、ネギの独特の香りがします。
この山菜、雑草のように、ほかの草と混じって生えていることが多いです。並木道など、よく注意して草を見てみると時々生えています。ぱっと思い当たる場所では、屯田・新琴似にあるポプラ通りに多く生えてたように思います。葉自体は細めなので、どちらかというと薬味として使うのが良いでしょう。同じようなところに生えているものとしては、ニラがあります。ニラの場合は中空ではなく、扁平していて、スーパーで売られているものよりは少し細いものが多い印象です。匂いについては、葉をちぎると強烈なニンニク臭がします。ニラについては、匂いがあるので間違えないとは思いますが、スイセンと間違える事故も起きているのも事実。ニラだと思って採っても、強烈な匂いを感じない場合はやめたほうが良いでしょう。
次にオススメは、えぞ山わさび!です。
よく道の駅などで売られているを目にしている方も多いかと思います。
今頃は下記のような見た目で地面から生えてきます。
夏季には結構大きな葉で高さは70cmくらいまでなるので、夏場に見つけておいて春先に掘り起こすというのが良いでしょう。なんと言っても、この春先の特に雪に埋もれた状態から掘り起こしたものは強烈な辛さがあります。辛いのが苦手な方は、雪が溶けて少し葉が成長したくらいに掘り起こすと辛さもマイルドになるので、そのタイミングが良いでしょう。
我が家では、しらすと山わさび醤油でご飯を頂くのが定番となっています。
この他にも、身近なところで採れる山菜には、ミツバ、ヨモギがなどがあります。
ヨモギは沖縄地方ではフーチバーと言って、炊き込みご飯に使われています。
我が家でも同じように作ったことがありますが、沖縄のヨモギと北海道のヨモギ差はほぼ無かったです。特にヨモギはどこにでも生えているイメージですので、興味が有る方はお試しください~
※採取には、私有地などに入り込まないようすることと、また判別のつかないものは採らない・食べないのルールを守り、自己責任の上楽しむようにしましょう。
追伸、アイヌネギが採れました。
まだまだ出始めですが、春の味覚を楽しむ程度には収穫ができました。
場所はヒミツです。笑

RW

最新記事 by RW (全て見る)
- 延べ動員数200万人を超える さっぽろ雪まつり 第74回(2024) - 2024年2月10日
- WordPressサイトから記事一覧情報を取得しCSVで出力する方法 - 2023年4月18日
- 解体の危機百年記念塔!先人の北海道開拓の歴史を守れ! - 2022年10月30日
コメント