スマホ(iPhone)を万が一に備えるには?
突発的かつ偶発的に落としてしまい壊れてしまうことがあるのがスマホ
これはノートPCを壊してしまうことよりも、常に手に持ち歩くスマホはそのリスクが高いのではないでしょうか?
筆者はiPhoneを使用しています。特にAppleが好きというわけでもないので、PCはWindows機を使用しています。ただ周りにiPhoneユーザーが多いこと、Lineをあまり使わないためiMessageをよく使うことや、FaceTimeが使えるのは何かと便利という理由でiPhoneを使っています。
しかし、iPhoneの端末価格はほかのAndoroid機から比べても高いです。
特に近年の機種は10万円を超えるのはざらです。
そうなってくると、一番の悩みごとは、万が一の時です。
特に、筆者は扱いが悪いのか酷使しすぎなのか、2年近く使っていると不具合が出てしまったり
最悪使えなくなってしまうこともしばしば、特に山や川に行って、釣った魚の写真を撮ったりすることもあり、そこで手を滑らせて落としてしまうことも稀にあったりします・・・
Appleケアは高い
AppleCareは機種によっては月額1,300円以上するのに、修理の際は最大で12,900円の持ち出しがあることを考えると、2年で買い替えをするとしても、Appleケアだけで3万円、そこに事故があり修理が発生すると、4万円越えです。端末にもよりますが、機体価格の半値近い出費ですね。
さらに、壊滅的な損傷とAppleで判断されてしまうと、交換機価額(Appleサイト)という金額で修理ではなく端末交換ということになります。(買い直しに近い金額です)
モバイル保険とは?
そこで筆者が加入したのがモバイル保険
どういったサービスがご存じでしょうか?
新しい形のスマホ保険という謳い文句で、はじまった少額短期保険です。
iPhoneユーザーならAppleCareや各ケータイキャリアが提供する端末破損時の修理や交換に一定額の負担で済むサービス等があります。しかしモバイル保険は年間最大10万円まで補償され3台まで端末を登録できるというとてもお得で魅力的なサービスです。
そして筆者はまんまと、その保険に加入しました。笑
現在筆者はiPhone11を使用しています。
2020年9月より保険開始で何事もなくときは流れました。
しかし
事故は偶発的かつ突発的に訪れる
筆者は趣味で渓流釣りをしています。この日も渓流を歩き釣りを楽しんでいました。
そこで割と型の良いヤマメが釣れたので、iPhoneで写真を撮ろうとしました。
そこで、手からiPhoneが滑り落ち川へ・・・
もちろん急いで取りました。ケースもしていたので特に問題もなさそうです。
そもそも、iPhoneは防水なので、20~30cmの深水へ数秒浸かったところで問題はないはずです
そう問題はないはずなのですが・・・
ん?なんかおかしいぞ。
1~2分iPhoneを操作していると、白いリンゴマークが・・・
再起動です。
まぁ、たまにそういうこともあるよね。とまたカメラを起動しようとしたところ
再起動です。
むむむ・・・これはまさか・・・よく見ると、カメラのレンズに水滴が・・😱
防水じゃないのかよ!!
自宅へ帰り、データのバックアップを試みるも、2~3分もすると再起動。
大きなデータの移動はできず、しかしこれと言ってデータに関しては困ることもないのでバックアップは諦めてモバイル保険に加入していることを思い出し、Appleへ修理に出すことに。
Appleの配送修理の流れ
Appleサービスプロバイダーは予約しないといけないし、待ち時間も長いという記憶しかなかったため、配送修理サービスがあることを知り、手元には使用していないiPhone8があったのでその間それを使うとして、配送修理を利用してみることにしました。
修理依頼時の選択項目で
選択肢としては、これが一番近いので「液体との接触や水没による損傷」を選択
配送修理(オンライン手続き)を選ぶとAppleIDでのログイン画面に変わりログインをします。すると、ログインしているデバイスの一覧が表示されるので、修理に出すデバイスを選択
今回、事故があったのはiPhone11ですので、真ん中の画像を選択しました。
すると、ここで再度症状の確認選択が出るので、再び「液体の接触や水没による損傷」を選び「続ける」を選択
上記修理見積金額は、税抜き価格です。この後表示される価格は\72,941です。
配送料は別途かかりませんでした。
モバイル保険で全額負担されるのか?
この時は、保証対象外の修理価格が表示されていると思っていた。
また、モバイル保険で全額対応できると考えていたため特に何も考えずに申し込みを確定してしまいました。
のちにモバイル保険へ保険請求する際に気が付いたことですが、どうやらこの金額は、
壊滅的な損傷扱いの交換機価額に類似した金額だったのです。
よくよくAppleのサイトを見ると、その他の修理 (保証対象外)を見るとiPhone11は\47,080
その差額は¥25,861
修理はそのまま、機種交換となり、新しい端末が送られてきました。
そして明細にはNON-REPAIRBLE ←これがくせもの
配送修理の場合、水没を選んだ時点で、どうやら修理はなく壊滅的な損傷扱いでの交換となるようです。
これは、何が問題かというと、大問題です。
モバイル保険では、その他の修理 (保証対象外)でしか全損の修理費用を補償してくれません。
さらに、修理不可能だった場合の補償額は、25,000円となります。
すなわち、今回の修理代は、¥47,941の自己負担となるのです。
この件についてAppleのサポートへ電話しました。
今回修理が行われなかったことと、金額がその他の修理の金額ではなく高額であったことを確認しましたが、「技術者判断によるもの」との一点張りです。それ以上もそれ以下も回答はこれのみですと言われました。
日本の企業は消費者にはしっかりとした説明をしてくれることでしょう。
正直、端末は水没症状でしたが、壊滅的な損傷があったわけではありません。外装はとてもきれいな状態でした。もちろん改造等は一切していません。
同じような症状でAppleサービスプロバイダで修理にいくと、その他修理価格と判断されるケースもあるようです。あくまでもそこの技術者の判断による為ケースバイケースだとは思われますが、水没で修理に持って行った際に、上記で判断されたという人がいました。
もう二度と再び配送修理は選びません。
修理で交渉はできないですが、対面であれば詳しい話を聞くことも出来たでしょう。
配送修理の場合、修理前に金額が決められていて、端末の状態を見て判断するということは一切ないため、キャンセルするということも出来ません。
Appleサービスプロバイダー修理で、現場でiPhoneを分解しての判断だった場合どうでしょうか、
実は今回、修理をする前の年に、カメラの不具合で修理をしてもらっています。
つまりその際一度iPhoneを開けているわけです。ということはそれにより防水性能が低下していということも考えられなくはないですし、そういう可能性がなかったかということを技術者に確認(Yesというかは別として)することもできたと思います。
現場判断で、その他の修理 (保証対象外)で対応してもらえていれば、そこでの負担は\47,080でしたし、モバイル保険で全額補償の対象となっていました。
今回モバイル保険に入っていたおかげで、25,000円だけでも戻ってきてよかったです。😂
モバイル保険のデメリット
デメリットとしては、保険の請求に関しては、日時や事故後の端末の写真を送ったり、その内容に関して、追加の確認事項で担当者とメールでやり取りすると言った手間と時間は多少必要です。
まとめ
モバイル保険は良心的な価格(月額700円非課税)で3台まで端末を登録することができるお得な保険であること。修理不可能(NON-REPAIREBLE)の場合でも25,000円までは補償してくれること。
Appleの配送修理は完全に落とし穴であることを学びました。
RW
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